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自律神経免疫治療 [治療手段2)自律神経免疫治療]

 経絡というものは東洋医学独特の考え方ですが、生体のエネルギーの通路と考えられます。この経絡を刺激にはさまざまな手段がありますが、なかでも経絡上のポイントを瀉血(出血させること)することが最強の刺激とされています。所長は注射の針を利用して瀉血する治療を行っております。
 西洋医学的には自律神経免疫治療と呼ばれています。所長の経験ではこの治療法は効果がある程度長持ちしますが、治療のレベルが低い印象をもっています。次に述べる気診治療は治療の及ぶレベルは非常に高いのですが、治療効果が刺絡(自律神経免疫治療)よりは短い欠点があり、お互いの欠点を補う意味で刺絡と気診治療を併用しております。せっかく治療するのですから、可能な限りレベルの高い治療をしたいのです。
実際の治療法
 27ゲージの注射の針を利用して爪の近くの井穴(せいけつ)とよばれる、エネルギーが集まるといわれているツボを刺激する手技を伴いますので、ある種の痛みはあります。痛みの感覚は痛みを感じる人、固有のものですからどのくらい痛く感じるか、については説明できません。ご自身で試していただくしか解る方法はないのが現状です。この治療は痛いけれども、頑張って病気を良くしよう、とある程度の覚悟を決めて受診した方は拍子抜けすることが多いようです。反面この治療は痛みを伴う、と説明するとそんな治療はごめんだ、といって受診しなくなる方も多いのが現状です。
自律神経免疫治療の理論的背景
 刺絡治療ではうっ血の多い部位を刺激すると出血します。意識的に出血させることもありますが、うっ血が多いために結果的に出血してしまうのです。このような瀉血は経絡的な考えによれば最強の刺激と、古くから考えられてきました。注射の針を利用する刺絡は皮膚表面の刺激ですが、長い針で身体の奥深くまで刺激するのとどちらが効果的でしょうか?最近の針灸の研究では針を深く刺した刺激と表面的な刺激とでは効果に差がないことが判明してきました。それならば短時間で必要な刺激をすれば効果的であろうとも考えられます。
刺絡の治療のお手本
 古代中国で始まった針灸治療の古典である、霊枢・素問を基礎にしております。歴代の中国の皇帝が健康を維持し、不老長寿を実現するために発達した医学を応用しています。経絡とは耳にする機会が多いと思いますが、実態は目にみえません。そのため経絡を事実ではないとして否定する立場の人もいるのです。しかし、経絡は実在すると仮定して治療すると驚くほどの治療効果がでることが多いのです。実態が不明な経絡をどのように使うのか?ごもっともな質問です。肩こりを例にあげてみましょう。肩こりはつらいものですが、僧帽筋という筋肉の凝りがでてきます。肩にある僧帽筋を直接刺激するのではなく、大腸経という経絡を刺激すれば僧帽筋の緊張が軽減します。どうやって大腸経を刺激するか?これが問題です。身体の中心部ではなく、端っこを刺激すると効果が大きくなるという原則があります。指先の刺激が強力な刺激になる理由です。大腸経は人差し指から始まっていますので、人差し指の爪の生え際を刺激するのです。注射の針を人差し指の爪の生え際にわずかに刺すと、真っ黒い血液が出てきます。その出血を拭いては指を絞りさらに出血させると徐々に鮮紅色の血液にと変化してきます。うっ血が多い場合には赤い血液ではなく、暗赤色の出血となります。
僧帽筋の緊張の変化 
 刺激の前後で僧帽筋の硬さが変化するのがわかります。ただし、肩こりは僧帽筋だけが凝るのではなく、胸の大部分を占める大胸筋や、肩甲骨の表面を占める多数の筋肉も同時に凝ることが多いのです。胸の広い範囲を支配する(と考えられている)肺経の刺激そして、肩甲骨付近を通過する小腸経の刺激が必要です。指では親指が肺経を小指が小腸経と関係しておりますので、それぞれの指を刺激すると、大胸筋を始めとする胸の筋肉や肩甲骨付近の筋肉の緊張が軽減します。これは爪もみが効果的な理由にもなっております。爪もみについては後にまたお話しする予定です。
自律神経免疫治療を続けると
 筋肉が凝っているときはうっ血が多い状態を意味します。注射の針で刺激する刺絡ではうっ血の多い部位を刺激すると出血します。治療開始間もない時期には黒赤色調の出血ですが、繰り返し治療していると鮮紅色の出血となり、さらにうっ血が少なくなると出血しなくなります。注射の針で刺激すると、皮膚を傷つける要素がありますので、その傷が癒えるまで治療効果が長もちするメリットがあります。注射の針は確かに痛みを伴いますが、その刺激により身体の病的状態が改善するための必要な刺激とも考えられます。

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